#62注文住宅・ガケ条例・狭小地

福岡県福岡市

今回は建て替えの現場です。WEBサイトからお問い合わせをいただきました。

敷地がガケ条例にかかり、基礎の一部を少し高くすることで対処しています。

建て替えでもガケ条例は後から出来た法律ですが制限を受けます。
傾斜地とかカゲ続きですが慣れてるので的を得たご提案が出来ますね。

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2階建で60m2弱の建物です。小さな建物でもキッチン、トイレ、洗面台等の水回りは必要なのでどうしても坪単価に直すとコストが上がります。

玄関ドアと似たような色の木目サイディングを選びました。縦張りなので継ぎ目は目立ちません。

玄関はコンパクトにかつ機能的に。シューズクローゼットを作っています。

洗面台の上に採光用の窓をボールチェーンが当たらないように設置。

浴室はパナソニック製1616サイズ。LEDの照明がいいですね。

トイレもパナソニックのアラウーノ。可動棚を背面に設置。

キッチンもパナソニックです。

リビングです。仏間を造作してあります。

リビングへのドアは天井いっぱいのハイドアにしています。

2階への階段です。

2階洋室です。


クローゼット内には可動棚を左右分割で設置しています。

2階洋室です。天井は木目のクロス貼り。バルコニーも付いています。


アスファルト部分が敷地になります。狭小地になりますが裏が駐車場なので工事は問題なく進みました。
この白いサイディングも縦横に規則的な模様が入っているので継ぎ目が目立ち難いですね。

外観からはわからないですが、ガケ条例による2Hの対策は基礎を少し高くして対処しています。
防火地域なのでサッシも全て網入りのガラスとなりますが、サッシの気密性が高いようで
スイッチやコンセントから風を感じるらしく、特に気密工事はしていないのですが、当社の標準的な仕様でも気密はしっかり取れているようです。建物がコンパクトなのも要因の一つでしょうね。
コンセントボックスに防気カバーを取り付けて風は止まりました。
気密が高いと電線のわずかな隙間からでも空気が入ってくるということを学びました。
今後の施工に生かしていきたいと思います。

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