たまにはお仕事の記事も書いておこう。
絶対この人遊んでばかり居ると思われてそうなので(笑)
建設予定地の測量を土地家屋調査士にやってもらったのだが、これがマジすごかった!
自分でもある程度はスケールでおおよその高低差を図ったりできるのだけど
敷地全部を測るのはまず無理なので、ここはいつもプロにお任せしています。
それで送られてきたのがこのデータ。専用ビューアの使い方がいまいちわからないのだけど
すこし触ってたらなんとなく画角の切り替えとかはできた。
これが実際の写真。この画角になるだけ合わせてビューアの画像を合わせてみた。
この画像に映っている範囲はすべて計測済みとなるらしい。
しかも画像まで同時に撮影してしまう。いわばこの空間をすべて3Dスキャンしてしまうことが出来るのだ。すごい時代になったなあ。
後からあそこ測り忘れてたってことがないのである。全部記録されているからね。
現地での作業時間は30分程度らしい。欲しい座標の位置がすべて撮影できたら、あとはPC内での作業となるみたい。やっぱ道具ですね。ちゃんと道具に投資しないといい仕事はできないですよ。
当社が使ってる大工さんとかも道具や金物は当社持ちなので、丸ノコの刃とか釘とかビスも節約せずにバンバン良いものを使ってます。仕上がりのクウォリティはこういうところでも差が出ますからね。
そして遊びの記事も少し^^
ヘッドを冷やすオイルクーラーの配管からのオイル漏れ。
パーツリストから接続部のフィッティングから漏れてるみたいなので部品をアメリカから取り寄せる。待つこと2ケ月。
こんな仕組みになってる。差し込むだけ?中のoリングでオイルを留める仕組みらしい。
そのoリングの劣化でオイル漏れが起きてるもよう。
パーツリストを見る限りではセルモーターの下に配管の接続部があるので、セルモーターを外そうとするもプライマリカバーを外さないと取れないみたいなので、全部ボルトを抜いてプラハンでコンコン叩いたらオイルが垂れてきた。ミッションオイルだね。
これはちょっと厄介なので、ミッションオイルを変えてもらったショップに電話して聞いてみたら、バイクを反対側に少し傾けて作業したら左程漏れないという話だった。
けど一人じゃ無理だよね。誰か支えて置かないと。
今日そっちに持っていったらやってくる?って聞いたら午後から時間空けてくれるということなので久留米まで持っていくことにした。
そしてあっさり修理完了。セルモーターとか外さずにそのままやれた。
ホースを抜く時はクリップを壊して外せば引っこ抜ける。
そして差し込むときはそのまま刺せる仕組みになってた。
やはり餅は餅屋ですな。ものの1時間で作業終了。
フロントバンク側はハードラインなので少しこねったら色が剥げたので
ウレタンブラックに硬化剤とフラットベースを混ぜてタッチアップ。
このヘッドを冷やすオイルクーラーラインのオイル漏れはネットでググっても何も情報が出てこないので、ここに上げておきます。誰かの役に立つこともあるだろうし。
ハーレーXR1200とビューエルにしかこのヘッドへのオイルラインは無いそうなので、不人気で乗ってる人が少ない分、情報も少ないのですよね。
ホント仕組みさえわかれば簡単な作業でした。