当社は注文住宅をメインに扱っている工務店です。
なのに何故かホームページを見たとかで問い合わせがありました。
ホームページでも告知しているように
初めてのお問い合わせは極力Eメールでお願いしているのですが
お客様と話していたらキャッチホンのツーツーって音がずっと鳴ってる・・・
あまりにずっと鳴ってるのでトラブル発生かと思い早めに話を切り上げて出てみると・・・
東区の貝塚公園に展示されているブルートレインの窓の交換をしてくれる業者を探しているとのこと。
何故ウチなのか聞いたらホームページを見てここならお願いできるかもと思ったらしいw
まあ確かに人に出来て自分に出来ないことはないというポリシーで仕事してますので
やれば出来るのでしょうけど、なんせ電話で説明されても訳がわからないので
現場を見て判断することにしました。
古い車両なので窓の額縁がボルトで固定されていてガラスがサンドイッチされている構造なのは
容易に想像できますが、古いボルトは錆びて折れたりする可能性もあるし
結構大変な作業になるハズ・・・
で早速貝塚公園まで見に行って来ました。
ここは私がまだ幼い頃に蒸気機関車が展示してあって写真を撮ったことがあることを記憶しています。
おそらく今回40年ぶり位に訪れたのだろうと思います。
早速車両に近づいて視察。思ったとおり窓は室内側のボルトを外せばガラスが外れる構造のようです。
ですが反対側は寝台が付いているのでガラスにアクセスするにはそれを取り外す必要がありそうです。
公園に展示されている車両なのでガラスではなく厚さ1cm程のアクリル板に替えられている模様。
展示車両がガラスだと割れたら危ないですしね。でもアクリル板は落書きやキズで酷い有様です。
全部で20枚位のアクリル板を替える作業ですが、一部外部のビードが破損したり無くなったりしてるところがあるので、キレイに仕上げるには結構な手間が掛かりそうですね。ビードは特注になるでしょうし・・・
たぶんどこに頼んでも面倒くさい仕事なのでやらないでしょう。
こういうのはやはりメカに強くてボルトが折れてもタップを切り直したり
溶接で繋いだりできる人、つまりバイクのカスタムショップ等が一番近い分野だと思いますね。
まぁ知ってる人は数名居るので当社で段取りは出来るでしょうけど・・・
あとは金額次第ですね。割が合わなければ誰もやらないでしょう。
カスタムバイクもそうですが考えながら物を作る作業はどうしてもコストが掛かります。
臨機応変にベストな方法で対応できる能力って知識と経験がベースになってますから。
やってみたら面白い仕事なのかも知れませんが正直どっちでもいいって感じですね。
さてどうなるんでしょうか。
注文住宅:福岡:エーワンディヴェロップ
鉄ちゃん
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