窯業系サイディング

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現在の住宅のほとんどが乾式のサイディングボード貼りです。
住○林業のようにモルタル&吹き付けにこだわっているビルダーもありますがコストや工期の点からするとサイディングボードが採用され易いのは間違いありません。
ここ数年でサイディングボードのデザインは格段に良くなりましたが当社ではお施主様に一つだけアドバイスをしています。
工場で塗装されたカラフルなサイディングボードは新築時は確かにキレイですし見栄えもいいです。しかし10年はメーカーが色あせの保証をしているからいいものの、20年後は恐らく汚れて再塗装ということになるでしょう。
ここで再塗装した場合、どんなにカラフルで凸凹のデザインがしてあるサイディングもベタ1色になります。
町で古いレンがの上から塗装をしている建物を見かけたことがありませんか?なんか変じゃないですか?
と・・・
つまり先での塗り替えの時のことも考えて最初から1色のシンプルなサイディングを選んでおいた方が良いのではないですか?ということです。
ちなみに当社の最近のお気に入りはコンクリート打ちっぱなし風のサイディングです。
厳密に言うとこれも1色ではないのですが塗り替えてもそんなに変な感じにはならないと思います。
写真は玄関周りだけINAXの千陶彩というタイルを貼った建物です。全体がシンプルになり過ぎないように一部分だけ色を変えて強調するというテクニックを使っています。これもサイディング(無地)ボードを貼った上に専用のボンドでタイルを貼っています。
間違ってもサイディングボードを下地にした塗り壁はやめたほうがいいです。どんなに継ぎ目をパテやファイバーテープで処理しても数年で継ぎ目の下地がくっきり見えてきます。
先日行ったカフェもそうでした。結構残念な現場をよく見かけます。
福岡の注文住宅・新築一戸建ては

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