平成12年4月に品質確保に関する法律が施行されました。これはその家を建てた会社に10年間の瑕疵保証を義務付ける法律です。
したがって、木造住宅の場合、木材に対しても10年間の保証をしなければならないため、木材の乾燥による収縮や割れ、柱の曲がりなどが原因で発生した瑕疵についても保証しなければならないということになります。
そこで注目されたのが集成材です。この集成材とは工業化製品であるため、天然木のような品質のばらつきが少なく、収縮や割れもほとんど発生しません。
材自体の強度も天然木の1.5倍もあり、価格が少し高いことを除けば天然木以上の性能を持っています。
集成材を使えば木材に対しても十分に品質確保できるため、使用する工務店が増えています。